言葉で伝える大切さ
2017/6/1
管理部 黒柳芳行
初夏のさわやかな風が木々の緑とたわむれる頃となりました。
去年の10月に入社し今年の5月から管理部に所属しています。44歳からの転職ということで家族には大変な苦労や心配をかけたかと思います。そして自分を受け入れてくださった会社にも大変感謝しております。しかし、自分自身「感謝の気持ち」を言葉で伝えることが出来ていなかったように思います。
人間は、生まれた時に産声を上げ、二語文、三語文と言葉数が増えていき、思ったことを相手に伝えていくことが出来るようになっていきます。そんな中で、乳児期には泣いたり怒ったりして相手に思いを伝え、幼児期には、言葉で表現が出来るようになり、自分の気持ちを相手に伝えるために発達した能力、相手の気持ちを理解し共感する心も育ちます。
反抗期や思春期に入ると、今まで素直に言えていた言葉や態度、内面的な心情や感情を、表に出さない姿になる日も・・・。これも成長段階の一つです。
毎日接していれば、表情、気分態度などの雰囲気で、言葉に出さなくても伝わってくることは沢山あります。照れくさいから、面倒くさいから言葉にしなくても、なんて思いがちな挨拶や感謝の言葉。素直な気持ちで伝えることが出来るといいですよね。自分も相手も笑顔になれるし温かい気持ちにもなれます。
悩みや壁がある時には、自分の気持ちをうまく言葉にするのは難しい。伝えていく素直な「気持ち」が大切なことなのではないでしょうか。
これからも、様々な困難や壁があると思います。その時こそ感謝の気持ちを持ち、周りの人に伝えることで自分も家族、会社そして周りの人達も幸せになっていくのではないでしょうか。