「3月に想う事」
2018/3/1
施工部 安間吉彦
木々の芽吹きに春を感じるこの頃ですが、皆様方におかれましては年度の区切りの月でもあり、お忙しくお過ごしではないでしょうか。
早いもので、私が松川電氣に入社して20年近く経ちました。若い頃は、早く仕事を覚え、一人前になりたい、技術的にも誰にも負けたくないと思い、毎日を過ごしてきましたが、電気工事というのは奥が深く技術的に覚える事、学ぶ事が沢山あり、自分自身が一人前であるかどうかは自分では分からないし、決める事が出来ないと思います。
資格を取得したから、現場を任されたから一人前・・・ではないと思いますし、環境や状況が変われば、そこで扱われるシステムや業務等の目的や期待される成果は似ている事はあっても全く同じという事はなく、常に真剣に取り組み、油断してはいけないものだと思います。そういう事を含めてまわりの人に認められてこそ、初めて一人前だと言えると思いますので、自分も早く認められる様に日々精進し、努力していこうと思っています。
話は変わりますが、3月は決して忘れてはいけない東日本大震災が発生した月でもあり、世界中の人の胸に刻まれた出来事でした。そして、震災の影響が少なかった地域の方々はすでに日常の生活が震災前とほとんど変わらないものに戻っていると思いますが、被害の大きかった被災地では7年が過ぎようとしている今でも、まだまだ復興されたとは言い難い状況にあるにもかかわらず、テレビ等で報道される事も少なくなって風化されつつある様な気がしてなりません。弊社では被災された方々の為に少しでも力になりたいという思いから募金活動を行い一日でも早く真の復興を願っています。
震災があったからではないですが、3月は個人の防災対策を今一度見直して見てはいかがでしょうか。いざという時の為に避難経路、非常用持ち出し袋、非常食や非常用水、災害用伝言サービス等の確認を会社や家庭でも取り上げて再認識すると良いと思います。
自分も家族と一緒に、いざという時の為に話をし再確認をすると共に、一家の主として、社会人として、また松川電氣の社員として恥ずかしくない行動を心掛けていきたいと思います。