猛暑が続く中で
2018/8/1
管理部 河内健一
現在私は、某自動車製造会社の工場内の電気設備改修工事の仕事に携わっています。日本の物作りの基幹分野である自動車製造の根幹に関わる仕事とも言えます。しかし、実際に工事を行うには、このところの異常気象とも言えそうな状況の中では、厳しい環境での作業になります。
私たちの仕事は、お客様が快適に効率よく仕事をする為に必要な設備に対して電気を供給する工事を行うのが仕事なのですが、当然私たちが工事を行う時にはそのような状況で作業を行える場合はほとんどありません。ましてや、現在の猛暑が続く状況の中では熱中症の危険と隣り合わせの作業となります。
この状況に対して、ここ2・3年の間に普及した物に”空調服”という物があります。作りとしては単純な物で、空気をあまり通さない生地の服に小さなFANと充電式バッテリーを付けて服の中に外気を取り入れ、体の表面に大量の風を流すことにより、汗を気化させて、涼しく快適にすごせるようにと考えられている商品です。但し、廻りの空気の温度が高いと効果が落ちたり、FANや充電式バッテリーの手入れや充電の手間は掛かりますが、着ると着ないのでは大きな違いがあります。これに適度な休憩と水分・塩分の補給を組み合わせると、熱中症の危険度をかなり減らす事が出来ます。
近頃のニュースで報じられている熱中症での死亡記事などを見ていると、もっと空調服が普及すればそのような記事が減るのではないかと考える今日この頃です。現在の空調服のデザインは、いかにも作業服然としていますし、金額も安いものではありませんし、色々と改良の余地もありますが、手軽に使用する事が出来れば、もっと普及するのではないでしょうか。。
現在私は、8月の工場のお盆休み中に実施する改修工事の準備に追われていますが、皆様も元気にこの暑さを乗り切れるようにがんばりましょう。御安全に!!