4月から家族が増えました 〜松川一家の入社試験のお話〜
2020/05/12
新型コロナウイルスの感染者の数が静岡県内に於いては増えていない状態が続いています。外出自粛の成果ですね。世界的にも、未だ制約はありますが、少しずつ外出制限の緩和が始まって、経済活動再開へ動き始めているようです。終息の日まで頑張りましょう。
松川一家もお陰様でなんとかみんな元気に仕事ができています。4月には2人の社員を新規採用させていただきました。近いうちにホームページに登場すると思います。
2人には入社にあたり、松川一家の入社試験を受けていただきました。今回は、その入社試験のお話です。
入社希望者には、面接を2回受けていただきます。1回目は部長による面接、そして2回目は社長面接となり、社長による最終試験が行われて、採用が決定されます。その最終試験では、受験者に、社長から宿題が出されます。それは、「母親の足を洗ってあげて、一週間後に感想文を提出する」という宿題です。
弊社の小澤社長が20年ほど前に、お寺の御住職の説法(法話会)での中で教えいただいた話です。
この宿題の意図は何かというと、両親や色々な人たちの支えがあって今の自分があるということに、まず気づいていただくことにあります。この気づきをした人は、入社後、お客様や会社の仲間や色々な人たちの支えがあって成長していけるのだということに気づいていけるからです。
「本当の感謝とは何か」に気づいていただいて、松川一家の一員として迎え入れたいという社長の思いがあります。
母親の足を洗う時、母親がどのような足をしているかに気づくはずです。どんな足をしているでしょう。子供だったあなたを今日まで一生懸命育ててきた、そんな足をしているのではないでしょうか(家族の歴史は家族の数だけありますが)。母親の足を洗った新入社員は、自分を今日まで支え、応援してくれた人の存在に改めて気づかされたようでした。
松川一家が目指すもの、願うこと、それは、お客様に本当の意味で心から感謝できる社員が育つことです。