安全と日常
2022/08/01
施工部 横山次長
八月に入り、日差しもひときわ強く照りつけ、暑さ厳しい毎日ですが、皆様方におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
今、私の中で一番心配なのは私たちの生活を脅かす新型コロナウイルスの感染状況です。一体いつになれば従来の生活環境を取り戻せるのでしょうか。一日も早く何事もなく穏やかな生活に戻りたい。そんな願いを込め、毎日皆様方の健康をお祈りしています。
さて今回のテーマは安全と日常という事で、弊社安全大会を開催して今後につなげることは何か考えてみました。新型コロナウィルスの感染拡大により2年間開催できなかった安全大会ですが、社員全員がこの時期になると、今年は開催出来るか不安な毎日を過ごしていました。そんな中、ウイルス感染も減少傾向となり、今年は何とか無事開催することが出来ました。本当に開催することが出来、心から良かったと思います。今年は弊社55周年を迎える大事な年となります、社員はもとより弊社に関わってくださっている皆様方からも、今年は開催出来ればいいねと励ましの言葉を数多く頂いていました。弊社の安全大会は、毎年三部構成で行っています。今年も、第一部は弊社トップの挨拶に始まり、各部門のリーダーによる安全についての発表を行い、最後に「安全の誓い」を社員代表が行いその言葉を噛みしめ今後の安全活動を達成することを誓い終了になります。そして、第二部として「コロナ渦における盲導犬育成事業について」という演題で日本盲導犬協会センター長の佐野様に講演を行っていただきました。今回は盲導犬の実演と育成についてお話をして頂きました。とても心に残る良い話を聞くことが出来ました。そして、最後に感謝の集いとして懇親会を開いて頂き、ほろ酔い気分で楽しい時間を過ごせました。3年ぶりに顔を合わせる人が多く、感染予防対策をした中で、久しぶりに会話も盛り上がり本当に楽しい時間でした。
さて本題に戻りますが、私はこの電気工事に関わって三十数年がたちます。安全についてどんな時期から考えたか振り返ってみました、自分は、松川電氣に入社して右も左も何も分からないまま現場作業に明け暮れる日々を過ごしてきました、安全について考え始めたのは、ゼネコン管理の作業現場にて色々なルールがある中、そのルールを守らなくてはいけないと感じた時、そして、自分が職長として現場に携わり責任が発生し、仲間や部下と一緒に仕事を行うようになったとき、初めて色々なことを考え、自ら安全と向き合うようになっていったような気がします。現在、新しく安全に対して施行された中に、フルハーネス着用義務化と言う事があります、これは、高所作業において墜落死亡事故を防ぐ役割であり、いままでと違い墜落時に腰で衝撃を受けるのではなく、体全体で墜落時の衝撃を吸収する構造の物に変更されました。今まで以上に重大災害におけるリスク軽減に繋がると思いますが、自分自身が本当にルールを守り適正な行動をとらないと、どんなに素晴らしい安全対策も意味がなくなります。仕事にプライドを持ち誰にも迷惑を掛けない。そして軽率な行動で人の時間を奪わない、家族や仲間、地域の方達の事まで様々な事を思い、未来を見つめ邁進していきたいと思います。
創業55周年を迎えるにあたり、何事にも、本当に真剣に取り組み、今後も未来に何が残せるのかまた何を繋げていけるのか、全社員で同じ方向を向いて考えていきたいと思います。今後とも宜しくお願いします。
ありがとうございました。
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