備えあれば憂いなし
2024/09/01
管理部課長 渡邉 真之介
「備えあれば憂いなし」という言葉は皆様ご存じかと思います。万が一に備えてあらかじめ準備しておけば、いざというときに何が起きても心配事がないという意味です。
先日、日向灘を震源とする地震の発生に伴って政府より南海トラフ地震臨時情報が発表され、1週間の間、地震への備えの再確認や、揺れを感じたら直ちに避難できる態勢をとるよう呼びかけが行われました。その後、特段の変化を示すような地震や地殻変動は観測されていないことから呼びかけの終了が発表され、大事に至ることがなく安堵しているところではありますが、情報が発表された直後はスーパーの水や米などの食料品が品薄になるなどの事態も発生しました。
私の家では年始に発生した能登半島地震の後に防災セットを購入していたため、今回慌てて食料や防災用品を購入することはなかったのですが、その防災セットも通常時は数日で納品されるものが1月の地震直後は注文が殺到しており納品が3月になってしまうなど、災害が起こってから動くのではいざというときに対応が間に合わないということを改めて実感しているところです。万が一に備えて避難場所や避難経路の確認を行っておくことや、家族会議を行って安否の確認方法や集合場所などを予め話し合い、心配の種を無くしておきたいところです。
話は変わりますが、今年はパリでオリンピックが開催され、セーヌ川での開会式に始まり、日本選手団も多くのメダルを獲得し、1%の可能性を信じて起死回生の大技で大逆転で金メダルを獲得した選手や、団体競技の決勝戦で総力戦の末あと一歩のところで敗れてしまった試合など、勝敗にかかわらず全力で挑む選手の姿にたくさんの感動をもらいました。また、パリ大会では環境対策、男女平等、安全対策など様々な面での取り組みが話題になり、中でも環境対策は低炭素で環境に配慮した選手村や競技施設などがニュースでも多く取り上げられ、とにかく環境を優先する発想や実行力が日本とは大きく異なるサステナブル(持続可能)な大会としての印象を強く感じました。弊社でも社会貢献活動として外国人学校への支援や障害者支援施設への石鹸・タオルの寄付など多くの取り組みを行っておりますので、海外の環境への高い意識を学び新たな取り組みにチャレンジしていきたいと思います。
結びに、まだまだ残暑が続きますが、皆様くれぐれもご自愛ください。
令和6年9月1日
管理部課長 渡邉 真之介
防災セット
おかげさまで
障害者支援施設への寄付品